山の紅葉が終わる頃、空中を雪虫が飛び始めます。小さくフワフワしていてまるで雪のよう。だからそう呼ばれているのでしょう、というのは私の想像なので本当のところはわかりません。次第に雪虫が町中をたくさん飛び始めます。この虫が飛び始めると、もうじき雪が降り始めます。なんだかとても幻想的ですねえ。 でもこの雪虫、鼻に吸い込むと、すごくむず痒いんですよ(笑)

北海道に数年住んでみてわかったことは、想像していたよりも「寒さ」が辛くないということです。人間の体というのはよくできていて、住む場所が変わってもしばらくするとその環境に慣れてしまうものなんですね。それでも最初の年の冬は暖房費の節約に必死だったので寒かったのを覚えています

本州に住んでいた頃は、冬の朝晩はストーブを点けますが、普段は家の中でもセーターとかを着込んで、こたつで丸くなっているという感じで過ごしていましたが、北海道の人はそこが違うんです。とにかく家の中をガンガンに暖めて薄着で生活している。だからどの家に行っても暖かいというよりも、ちょっと暑いんじゃないの?と感じてしまうほどです。

私は普段スーツで会社に通っていますが、雪国だからと言ってとくに特別な重装備はしていません。 冬物のスーツに少し厚めのコートを羽織るくらいで、あとは手袋と冬靴を履く程度のものです。 一度すごく寒い日に「スボン下」のようなものを身に付けて会社へ行ったことがありましたが、地下鉄の中は暑いし、会社内はやはりガンガンに暖房しているので、却って具合が悪くなった経験があります。 以上のように、雪国だからと言って何か特別な格好をする必要はなく、少々厚めのコートと冬靴さえ用意すればそれで十分だと思います。

私は雪が降り積もる日は毎日、会社の周りを「雪カキ」しています。 雪カキって見た目は楽そうですが、かなり重労働なんです。サラサラの雪だって、まとまった時の重さときたら相当なものです。降雪の多い月は午前中ずっと雪カキしてた、なんて日もあります。マンションに住んでいれば玄関口の雪カキは管理人さんがやってくれるところが多いと思いますが、一軒家の場合、全部自分でしなければなりません。歳をとるとともに、この雪カキが苦痛になってくるので、一軒家からマンションに移り住む人も少なくないようです。


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