Canon EF17-40mm F4L USM

Canon EF17-40mm F4L USM

主要性能
レンズ構成 9群12枚
絞り羽根枚数 7枚(円形絞り採用 開放F4からF8までほぼ円形)
最小絞り F22
画角 水平 93°〜49°20′/ 垂直 70°〜30°34′/ 対角 104°〜57°30′
最短撮影距離 0.28m(ズーム全域)
最大撮影倍率 0.24倍
フィルター径 φ77mm
最大径 x 長さ φ83.5 x 96.8mm
質量 475g
発売年月 2003年(平成15年)5月
価格 120,000円(ケース・フード付)

 デジタル時代の申し子と言えるレンズです。一昔前までは10mm台の焦点域は特殊なレンズと考えていましたが、デジタル一眼レフが普及するごとに各社の超広角レンズのラインナップが増え始め、いつの間にか17-40mmという超広角域も当たり前のようになってしまいました。Lレンズの超広角レンズでありながらこの価格、嬉しい限りです。

 サイズ的には兄貴分のEF16-28mmF2.8とほとんど変わらないのですが、持ってみるとかなり軽く感じます。F値が1段暗いため、構成するレンズのサイズや厚みが減っているのでしょうか。私はこの2本のレンズを撮り比べたことがないので、描写の比較はできませんが、各種雑誌やホームページを見ると、EF17-40mmF4の評価はなかなかのようです。F値を抑えた分、光学的に余裕ができたのかもしれません。

 超広角のこのレンズも、EOS-10Dに装着すると27-64mmの画角になってしまい、ただの標準ズームになってしまいます。そう考えると解放F値が4というのはちょっと暗い気もします。ただ画角が1.6倍になってしまうデジタル一眼だろうが、フルサイズだろうが、このレンズの作り出す遠近感は17mmそのものなので、撮り方によってはかなり迫力のある写真が撮れると思います。望遠と比べて広角は色んなものを写しこんでしまうため、フレーミングには非常に気を遣います。この作品は何を伝えたいのか、超広角レンズの撮影は非常に難しく、多くの修行が必要だと感じています。